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アサーティブであるために(7)
 前回に引き続いて今回は、アサーティブに頼むということを考えていきましょう。前回に引き続き、娘のF子さんに「次の日曜日に車で駅まで迎えに来て欲しい」と頼むEさんの例をみていきたいと思います。では、前回のアサーティブに頼むときのポイントを思い出しながら一緒に考えてください。


 Eさんは、F子さんに1週間前の日曜日の夕ご飯が終わりお茶を飲んでいるときお願いをすることにしました。表情は真剣に、声のトーンはF子さんをあまり緊張させないように少し穏やかに話すことにしました。

Eさん「F子、お願いがあるんだけど今ちょっといいかな?」

F子さん「なぁに?」

Eさん「実は来週の週末旅行に行くんだけど、日曜日の帰りが最終バスより遅くなるのよ」

F子さん「えっ」

Eさん「それでね、F子、次の日仕事だから申し訳ないんだけど、暗い道を歩いて帰ってくるのが不安だから、迎えに来てもらえないかな。」

F子さん「お父さんに頼みなよ。」

Eさん「そうだよね。でもお父さん自治会の会合で遅くなるからF子にお願いしたいんだ。めんどくさいかな?」

F子さん「うん。めんどくさい」

Eさん「F子がめんどくさいのは良くわかる。だけど今回は夜も遅いし、F子に迎えに来てもらえると本当に助かるし嬉しい」

F子さん「うーん。わかった」


 しぶしぶではありそうですが、F子さんもOKしてくれたようです。ここではEさんは、事実・気持ち・要求をしっかり分け、相手のことも理解しながら伝えています。そして、表情や声のトーンも意識的に、真剣でそれでいて相手への思いやりも持った態度にしました。

 そして、もう1つ大切なポイントをご紹介しておきます。それは、「繰り返し伝える」ということです。Eさんも一度F子さんに断られましたがF子さんに迎えに来て欲しいという要求を繰り返し伝えてみました。自分自身の思いを大切にするためにも必要に応じて、粘り強く繰り返し伝えてみて下さい。

 アサーティブネスには、このように①頼む(他者に対する権利の要求)の他にも②自分の権利を守ること③相手の要求を断ること④違った考えを表明すること⑤自分の限界を伝えること⑥肯定的感情を伝えることといった場面において用いられることが多いようです。皆さんご自身はどんな場面でアサーティブネスが使えそうですか?



【参考文献】
・高橋均(2006).アサーションの規定因に関する研究の動向と問題.広島大学大学院教育研究科紀要.55,1,35-43.


テーマ:コミュニケーション - ジャンル:ライフ

アサーティブネス | 00:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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